平成15年度発足 科学研究費補助金 特定領域研究
サブミリ波帯からテラヘルツ帯に至る 宇宙観測の開拓
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研究項目A01  テラヘルツ帯分光観測の開拓
研究項目A02  サブミリ波帯分光観測の深化
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本特定領域研究の5つの計画研究は、サブミリ波からテラヘルツ帯に至る4基の高精度電波望遠鏡と中間赤外線望遠鏡1基を使用し、サブミリ波帯・テラヘルツ帯高感度受信機の開発を行って、南米チリ共和国のアタカマ高地を中心に観測を行うことを計画している。5年間の研究期間内に、中性炭素原子、一酸化炭素分子の広範な対象にわたる観測データが取得され、銀河形成の本質的な物理・化学過程が明らかになると期待される。また、星間紫外線の影響による電離窒素原子の測定も初めて試みられ、炭素だけでなく窒素のふるまいについても新たな情報が得られる見通しである。これらの観測データを総合して解析し、以下の課題に取り組む。

1)銀河、星団、惑星系等の天体形成機構の解明
2)星間空間における新物質の検出
3)100億光年かなたの遠方銀河の重元素の検出

以上の問題は、サブミリ波帯という、これまで十分に観測されてこなかった波長帯の観測によってはじめて解答が見出されるものである。本特定領域研究によってもたらされるであろう組織的かつ圧倒的な観測データをもとに、上の問題の解決に向けて本質的な進展が得られるものと考えられる。その成果は、宇宙の起源を解き明かす人類の営みの中で大きなインパクトを残すであろう。

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